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成約率を上げるためのGoogleアナリティクスの使い方【SEO応用編2】

 

SEO対策初心者「SEO対策してるのに全然上位表示されないじゃん。Googleアナリティクスで取得したデータって記事をリライトする時にどうやって使ったらいいの?ブログのページビュー数やクリック率、成約率をもっと上げたい!」

 

今日は、こんな悩みを解決します。

 

本記事を読むメリット

この記事を読むことで、Googleアナリティクスの使い方をマスターでき、ブログでの収益をもっと伸ばすための対策ができるようになります。

✔️本記事でマスターできる3つのこと

・Googleアナリティクスで取得できるデータの特徴の把握

・取得したデータの具体的な分析方法

・データ分析結果にもとづく具体的な対策方法

 

Googleアナリティクスで取得できるデータの特徴

 

ユーザーに関するデータ

  • ユーザー数
  • セッション数
  • ページビュー数

 

集客に関するデータ

  • ユーザーのページ流入方法(SNS流入・検索流入・直接URL流入)
  • 流入別ユーザー数
  • 流入別ユーザーの直帰率

 

ユーザーの行動に関するデータ

  • ページビュー数・ページ別訪問数
  • 平均ページ滞在時間
  • 直帰率・離脱率

 

取得データの具体的な分析方法

データを使って見るべきポイント【4つ】

・ユーザーはどうやってサイトに流入しているか?

・ページビュー数が多いのはどのページか?

・ユーザーのページ滞在時間や直帰率が高すぎないか?

・ユーザーはサイト内でどう行動しているか?

 

ユーザーの流入方法を分析

ユーザーの流入方法を分析する手順

1.Goolgeアナリティクスの左サイドバー内の「集客」→「概要」

2.どこからの流入が多いかをチェック

(1)Social (Twitter、InstagramなどのSNS流入)
(2)Direct (ブックマークなどによる直接URL流入)
(3)Organic Search (Googleなどの検索エンジンからの流入)
(4)Referral(外部リンクからの流入)

3.それぞれの流入数が多い理由と少ない理由を分析する

 

ユーザーの流入方法を分析をするときのポイント

(1)Social(Twitter、InstagramなどのSNS)からの流入

・Twitterでどのように記事を紹介しているか?

・Twitterのツイート内容/フォロワー層と、ブログの記事内容/ターゲット層が一致しているか?

・Twiterのフォロワー数を増やすために毎日どのくらいツイートとインフルエンサーへのリプをしているか?
(ブログで本気で稼ぎたいなら、目標目安は 毎日20ツイート、40リプ)

 

(2)Direct(ブックマークなどによる直接URLなど)からの流入

このDirect流入は、記事の質上げる意外の対策がしにくいため、とりあえず対策は後回しで(1)Social流入と(3)Organic Search流入の対策を優先した方がいいです。

 

(3)Organic Search(Googleなどの検索エンジンからの流入)

・SEO内部対策がされている有料テーマを使っているか?

・基本的なSEO対策ができているか?

・競合性が低いロングテールキーワードを選定して記事を書いているか?

 

(4)Referral(外部リンクからの流入)

(2)のDirect流入と同様に、この外部リンクからの流入も記事の質を上げる意外の対策がしにくいため、とりあえず対策は後回しで(1)Social流入と(3)Organic Search流入の対策を優先した方がいいですね。

 

ページビュー数が多いページの特徴を分析

ページビュー数が多いページの特徴を分析する手順

1.Goolgeアナリティクスの左サイドバー内の「行動」をクリック

2.ページビュー数が多い順に並んだページ一覧(上位10位まで)が自動で表示される

3.ページビュー数が多い上位5位までをメモする

4.これら5つの記事の特徴を分析

 

ページビュー数が多いページとは、ユーザーの興味を引きやすいテーマの記事ということですね。

 

ページビュー数が多い記事を分析するときのポイント【7つ】

・どのような読者の悩みを解決する記事か?

・文字数はどのくらいか?

・記事全体のカラーなどのデザインはどんな感じ?

・集客ページか?キラーページか?

・どこからの流入が多いか?(SNS流入・検索流入・直接URL流入)

・サイト内のどこに記事が置いてあるか?

・アイキャッチ画像はなにを使っているか?

 

直帰率・離脱率が高い原因を分析

直帰率・離脱率が高い原因を分析する手順

1.Goolgeアナリティクスの左サイドバー内の「行動」→「概要」

2.直帰率・離脱率をチェック

3.それぞれ25% 以上の場合は抜本的改善が必要

 

直帰率・離脱率を25%以下にする根拠

・目標は、平均3ページは見てもらうこと。

・ユーザーを3ページ以内に「集客ページ」から「キラーページ」に誘導する。

・これにより、クリック率と成約率が格段に上がる。

1ページで離脱: 直帰率 100%

2ページで離脱: 直帰率 50%

3ページで離脱: 直帰率 25% ← ここまでにキラーページに誘導する

4ページで離脱: 直帰率 12.5%

 

テック

「集客ページ」とは、 集客目的のページのことですね。

そして「キラーページ」は、商品を売ることが目的のページです。

ブログでアフィリエイト収益を伸ばす方法の1つは、まずは集客ページでサイトにユーザーを呼び込み、その後 内部リンクを使ってキラーページに誘導し、商品を購入してもらうという戦略が最も一般ですね。

いきなりキラーページにアクセスしてもらえれば一番いいのですが、キラーページで扱う商品に関するキーワードで検索上位を狙うには競合が多くなかなか難しいです。

そのため、まずはロングテールキーワードで記事を書き、そのページを集客用ページとして利用するのが効果的なんですね。

 

直帰率・離脱率が高い原因を分析するときのポイント【7つ】

・雑記ブログか特化ブログか?

・雑記ブログの場合、各カテゴリ内には記事がどれくらいあるか?

・各カテゴリ内の記事内容は、カテゴリと一致しているか?

・記事タイトルは、記事内容と一致しているか?

・だれかの悩みや疑問を解決するための記事を書いているか?

・関連記事を内部リンクでつなげているか?

・集客ページとキラーページの割合はどのくらいか?

 

流入方法別のユーザーの特徴を分析

ユーザーはサイト内でどう行動しているかを分析する手順

1.Goolgeアナリティクスの左サイドバー内の「行動」→「行動フロー」

2.ランディングページはどのページが多いかをチェック

3.ランディングページのあとにどのページに移動しているかをチェック

 

ランディングページのあとにどのページに移動しているかをチェックするときのポイント

・ユーザーは、ランディングページから次はどのページに最も移動しているか?

・内部リンクの誘導は、戦略どおりにユーザーを誘導しているか?

・つまり、ユーザーは、どのくらい集客ページからキラーページに移動しているか?

 

 

データ分析結果にもとづく具体的な対策方法

ページビュー数が多いページをリライトする

ページビュー数が多いページとは、記事のテーマが読者の興味を引きやすい記事ということですね。

あとは、以下のポイントでページをリライトすればページ内滞在時間が長くなり、直帰率や離脱率が下がります。

・記事タイトルと記事内容が一致しているか

・読者の悩みに的確に応えているか

・読みやすい記事か

 

これらのポイントでページビュー数が多い記事をリライトすることにより、ユーザーはキラーページに誘導されやすくなり、商品広告のクリックや成約がされやすくなります。

 

行動フローが集客ページからキラーページに流れるように内部リンクを調整する

商品のクリック率と成約率を上げるためには、集客ページからキラーページへの誘導が必要です。

そのためには、以下のポイントで記事設計をすることが大切になるんですね。

・集客記事の適切な位置にキラーページの内部リンクを設置する

・適切な位置とは、読者が自然な流れでクリックしたくなるような位置のこと

例)「もっと詳しく知りたい方はこちらの記事へ」といった感じ

・内部リンクは、テキストリンクを使う(画像リンクよりクリックされやすいため)。

 

Goolgeアナリティクスを使ったデータ分析と改善のPDCAを回し続ける

データ分析結果にもとづいて記事を改善した後は、必ずその改善効果の確認が必須です。

なぜなら、改善方法があっているかどうかが分かるからです。

もしまったく改善されない場合は、本記事で解説している方法で何度も改善を繰り返し、PDCAサイクルを回します。

 

改善成果を調べる方法は、Googleアナリティクスのデータの数字の変化だけでは限界があるため、以下のツールも合わせて使うことで、さらに効率的に改善効果が把握できます。

また、この2つのツールを使えば、さらに細かいデータ分析をできるのでおすすめです。

・Googleサーチコンソール(通称 サチコ)

・GRC または Rank Tracker

 

テック

Googleサーチコンソールでは、ページビュー数が多い記事ページがどのような検索キーワード(クエリという)で検索されてアクセスされているかまで分かります。

そして、GRC や Rank Tracker では、各記事がどのようなキーワードでGoogleなどの検索エンジンから評価が高いか(検索順位)を調べることができます。

つまり、ピンポイントでキーワードを狙って記事をかけるようになるので、検索順位を上げるためのキーワード戦略を立てることができます。

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