SEO対策してるのに全然記事が上位表示されない。SEOで検索上位をねらうための記事の書き方を教えて。
こうした悩みを解決します。
本記事を読むメリット
この記事を読むことにより、以下3点がわかり、これまで検索圏外だった記事がおもしろいほど検索上位に上がります。
- SEOで上位表示されない記事の書き方【よくある失敗】
- SEO対策の9割は記事を書く前に決まる
- 検索上位をねらう記事の書き方
SEOで上位表示されない記事の書き方【よくある失敗】
- キーワードを意識せずに記事を書いている
- キーワードの選び方が間違っている
- 検索上位の記事を参考にしていない
上記のうち1つでも心当たりがある人は要注意。
これらのよくある失敗がなぜよくないのか、1つずつ解説していきますね。
キーワードを意識せずに記事を書いている
SEOで記事が上位表示される条件
- 読者の疑問や悩みに適切に応えている
- 多くの人に読まれている
- 記事内に「キーワード」が含まれている
- 「キーワード」とは、ユーザーが検索欄に入力する「検索ワード(検索クエリという)」のこと
- 記事が検索エンジンにインデックス(登録のようなもの)されている
など
上記がSEOで上位表示されるためのおもな条件。
つまり、ユーザーが検索する「キーワード」が記事内に含まれていないと、そもそも検索上位には上がらないということですね。
キーワードを意識せずに記事を書いているのは、ここが理解できていないケースがほとんどです。
キーワードの選び方が間違っている
よくあるキーワード選びの失敗
- 競合が多い「キーワード」を選んでいる
- 検索ボリュームが少ない「キーワード」を選んでいる
SEO対策をがんばっているのになかなか記事が上位に上がらないって人は、だいたい始めの「キーワード」選びでこのようなキーワードを選んでいるケースが多いですね。
僕がまさにその一人でしたね。
「検索ボリュームがたくさんある方がチャンスもたくさんありそう!」なんて安易な考えで、検索ボリュームが1万とか10万とかあるキーワードで記事を書きまくっていました。
もちろん、ドメインパワーがまだそれほど強くないので、上位表示なんてされませんでした。
SEOで検索上位をねらうためには、「キーワード選定」はものすごく大切なファーストステップです。
ツールを使えば、初心者でもかんたんに「キーワード選定」ができるのでご安心を。
この記事の後半でくわしく解説しますね。
検索上位の記事を参考にしていない
検索上位の記事を参考にしないデメリット
- 読者の検索意図とズレた内容の記事になりがち
- つまり、読者の疑問や悩みを解決できない価値が低い記事となる
- 読者から読まれない記事は、検索エンジンからの評価が低くなる
検索上位の記事は、いわば模範解答のようなものです。
なぜなら、読者の疑問を一番よく解決できている記事ほど上位表示されているからですね。
まあ、中にはドメインパワーが強いってだけで上位に上がってる例外もありますが。
正直、上位記事を見ずにユーザーの検索意図を正確に推測することは、どんな頭がいい人でもムリです。
ムダな労力をつかわないためにも、ちゃんと上位記事はチェックしましょうね。
SEO対策は記事設計で9割が決まる【記事設計がすべて】
記事設計をするときの重要ポイント3つ
- 記事設計ポイント1: 記事テーマを決めてキーワードを選ぶ
- 記事設計ポイント2: キーワードを軸に記事内容を決める
- 記事設計ポイント3: 記事内容は上位記事を参考にする
SEO対策は、記事設計で「9割」が決まるといっても過言ではありません。
いきなり記事を書きはじめるのではなく、上の3つのポイントを必ずおさえ、どんな内容の記事を書くかちゃんと設計をしましょうね。
それでは、記事設計のポイントを一つずつ見ていきましょう。
【記事設計ポイント1】記事テーマを決めてキーワードを選ぶ
- 書きたい記事テーマからキーワードを仮決めする
- 仮決めしたキーワードの関連キーワードを「関連キーワード取得ツール」で調べ、キーワード候補をしぼる
- 「Google キーワードプランナー」でキーワード候補の「検索ボリューム」と「競合レベル」をチェック
- 検索ボリュームが多く、競合が少ないキーワードだけを選ぶ
キーワードを決定するまでの大まかな流れはこんな感じですね。
ここで一番重要なことは、自分が書きたいことではなく、ユーザーの需要(検索ボリューム)があるテーマの記事を書くことです。
そして、サイトを開設したばかりのドメインパワーが弱いころは、とにかく競合が少ないロングテールキーワードで上位表示をねらいまくってドメインパワー上げることを優先しましょう。
【記事設計ポイント2】キーワードを軸に記事内容を決める
- キーワードとは、検索クエリ(ユーザーが検索するワード)のこと
- ユーザーの疑問や悩み(検索意図)に応える記事構成をつくる
- 検索意図は、上位記事の内容から推測する
【記事設計ポイント3】記事内容は上位記事を参考にする
- 選んだキーワードで実際に記事を検索する
- 検索上位記事の内容をチェック
- 検索上位記事の共通内容+オリジナル内容を入れる
キーワードが決まったら、実際に検索してみましょう。
検索結果で上位表示されている記事が、このキーワードで検索する人の疑問に適切に応えている記事ですね。
なので、それらの記事を参考にしながら、どんな内容を書くかをまずは箇条書きにしていきます。
この箇条書きが、各章の見出しタイトルになります。
SEOで検索上位をねらう記事の書き方【具体例あり】
SEOで検索上位される記事の特徴
- タイトルや見出し、記事内にキーワードが入っている
- 検索上位10記事の共通内容+オリジナル内容が含まれている
- 結論が先に書かれていてわかりやすい
検索結果で上位表示されている記事の共通点を上げるとこんな感じですね。
1つずつ解説していきます。
タイトルや見出し、記事内にキーワードが入っている
- タイトルや見出しをつくるhタグは、検索エンジンに重要箇所として伝えることができる
- 記事内に自然な流れでキーワードを入れることで検索エンジンから評価される
- ただし、キーワードの不自然な多用は逆効果
キーワードの入れ方は、Googleも明らかにしていないので「絶対これが正しい」というものは残念ながらわかっていません。
ただ、上位記事の特徴を分析すると、キーワードがhタグでつくられた記事タイトルや見出し、記事内に散りばめられています。
検索上位10記事の共通内容+オリジナル内容が含まれている
- 検索上位10記事の共通内容がユーザーのおもな疑問や悩み(検索意図)
- ほかの記事と内容の価値を差別化するためにオリジナルの内容が必要
- オリジナルの内容とは、自分の体験談や独自の考え
上位記事の内容を参考にするといっても、同じような内容の記事を書くだけでは、上位記事を押しのけて順位を上げることなんてできません。
ドメインパワーがそれらの記事よりも強ければ話は別ですが。
ようするに、自分にしか書けない「オリジナルの内容」も必要ということですね。
ここでいう「オリジナルの内容」とは、その記事でしか知ることができない情報(一次情報)のことです。
SEOにおける一次情報の重要性については、2019年9月にGoogleのアルゴリズムに関わっているRichard Gingras氏が以下の記事で公言しています。
「Elevating original reporting in Search 」
この記事は英語で書かれていますが、簡単に要約すると、
「一次情報を含むコンテンツを優先的に評価するアルゴリズムに変更する」という内容です。
結論が先に書かれていてわかりやすい
- ユーザーは答えを先に知りたがっている
- 冒頭で答えがすぐにわかる記事が読まれやすい
- PREP法を使って記事を書く
上位表示されている記事のほとんどは、読者の疑問に対する結論が冒頭に書いてあり、読みやすい上にわかりやすい記事になっています。
つまり、どんなにいい内容の記事を書いても、その記事を読んでもらえないと評価すらしてもらえないということですね。