アフィリエイト初心者「ブログで稼ぎたいのに、アフィリエイトって全然稼げないじゃん!Webライティングのスキルを上げて、初心者が成約率を上げるコツを教えて。」
今回は、こんな悩みを抱えるあなたのための記事です。
この記事を読むメリット
本記事を読むことで、Webライティングのスキルをワンランクレベルアップさせ、初心者のあなたでもブログで稼げるようになります。
具体的には、以下の行動心理学を応用してWebライティングをする方法を紹介します。
Webライティングで初心者がブログで稼ぐコツ
5つの行動心理学を応用する
- 現状維持バイアス
- アンカリング効果
- ウィンザー効果
- おとり効果
- フレーミング効果
これら5つの行動心理学にもとづき、本記事で紹介する例文を真似して書くだけで、高度なWebライティング技術を使った文章を初心者でも簡単に書けちゃいます。
行動心理学の応用は、「マーケティング」を行うときの基本ですが、ブログで応用できている人はそれほど多くない印象ですね。
一方、アフィリエイトで稼ぎまくっているごく限られた有名ブロガーの方の記事を見ると、これらのWebライティング技術がさらっと使われていることに気づきますよ。
Webライティングのコツ0【プロスペクト理論】
プロスペクト理論ってなに?!
プロスペクト理論とは、「利益は欲しいけど、損失はもっといやだ!」という人の心理にもとづいた理論です。
つまり、目の前の選択肢の中では、「損失(デメリット)が最も少ない選択肢が選ばれやすい」ということですね。
ちなみにこの理論は、1979年にアメリカのダニエル・カールマンとエイモス・トベルスキーという2人の心理学者によって提唱された理論です。
【参考】類似用語:「損失回避の心理」、「現状維持バイアス」
プロスペクト理論をマーケティングに応用した例
次の場合、どのライティングがお得に感じるでしょうか?
A: 今月、この商品は 980 円で買えます。
B: 今月、この商品は 980 円で買えます。来月からは、2,980 円に値上げします。
この場合、「 B 」の方が、「今買わなきゃ!」という感情が生まれやすくなります。
実際、今月買わないと2,000円を損をすることと同じですからね。
表現は違いますが、「期間限定」や「本日限り」などのワードも同様の効果があります。
このように、商品を売るときには、お客さんに今買わないと「いかに損になるか」を伝えることがポイントになるんです。
Webライティングのコツ1【現状維持バイアス】
現状維持バイアスってなに?!
現状維持バイアスとは、「今の状況のままでいたい!この状況を変えるのはなんか不安だし、今のままで別にいいかなあ」という心理です。
つまり、目の前の選択肢の中では、「現状維持になる選択肢」が選ばれやすいということですね。
この心理は、1991年に心理学者のレイモンド・ハートマンによって提唱され、電力会社との契約更新に関する実験を行い実証しています。
【参考】類似用語:「損失回避の心理」、「プロスペクト理論」
現状維持バイアスをマーケティングに応用した例
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この商品の目的は、とりあえず商品をお客さんに所持してもらうということです。
これは、商品の良さを知ってもらうという目的ももちろんありますが、本質的な戦略は、一度お客さんに商品を所有させることで、現状維持バイアス効果で心理的に商品を手放しにくくなることを狙ったところにあるのです。
Webライティングのコツ2【アンカリング効果】
アンカリング効果ってなに?!
アンカリング効果とは、はじめに見たものを「これを基準にしよう!」と脳が勝手に判断し、その後に見たものはその基準をもとに意思決定が行われるという心理です。
つまり、始めに見せる選択肢は相手が「え!それはちょっと...」とハードルを上げるものを提示し、そのあとにハードルの低い選択肢で「まあ、そのくらいならいいかなあ」となるように、相手の選択を誘導する方法です。
ちなみに、アンカリング効果は、1974年ノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンの論文で発表された認知バイアスの一種です。
アンカリング効果をマーケティングに応用した例
次の場合、どの商品がお得に感じるでしょうか?
A: Webライティングコンサル 30 万円/ 件
B: オンラインWebライティング講座 10 万円/ 月
C: Webライティング本 1,500 円
この場合、まずは「 C」から始めようかなって感じになりますよね。
つまり、始めに「うわ、高っか!」っていうインパクトを与え、その後、本当に売りたい「お手頃な価格の商品」の情報を出すことがポイントなんです。
Webライティングのコツ3【ウィンザー効果】
ウィンザー効果ってなに?
ウィンザー効果とは、自分でアピールするより、友人や口コミ、インフルエンサーから「この人すごいよ!この記事すごく分かりやすい!」と紹介された方が信頼性が大きくなるという心理的効果のことです。
つまり、売りたい商品の信頼性を上げたいときは、「自分以外の人から紹介してもらう」ことが効果的ってことですね。
ウィンザー効果をマーケティングに応用した例
次の場合、どの商品がお得に感じるでしょうか?
A: ピザ1枚 1,500 円
B: ピザ2枚 2,000 円(2枚目 500 円!)
C: ピザ3枚 4,200 円
この場合、B がなんとなくお得に感じますよね。
1枚のピザを単価 1,000 円で売りたい場合、A(単価 1,500 円)とB(単価 1,400 円)のような2つの選択肢にすることで単価 1,000 円の選択肢Bが選ばれやすくなるようにお客さんの選択を誘導することができるんです。
Webライティングのコツ4【おとり効果】
おとり効果ってなに?
おとり効果とは、相手に選んで欲しい選択肢と一緒に、それよりも魅力が劣る選択肢をおとりとして並べることで、「ほか選択肢と比べたらこれは魅力的だな!」と相手に感じさせる心理的効果のことです。
つまり、本当に売りたい商品が「周りの選択肢と比べると」魅力的に見えるようにすることがコツです。
おとり効果をマーケティングに応用した例1
今、新しい「iPhone11」を買いに携帯ショップに来ています。
あなたはどの容量の「iPhone11」を購入しますか?
A:64 GB(74,800 円)
B: 128 GB(79,800 円)
C:256 GB(90,800 円)
※ 実際のApple公式サイトの金額を参照
この3つの選択肢では、ちょうど容量が中間の「B:128 GB」を選ぶ方が多いのではないでしょうか。
Aは容量が小さすぎないか心配で、Cは容量は十分ですが、金額がA、Bよりもかなり高く設定されているため、容量と金額がだいたい中間の「B:128 GB」が選ばれやすいということですね。
実際、私がAppleストアの店員さんに聞いたところ、iPhone11は「B:128 GB」がダントツで一番良く売れているとのことでした。
おとり効果をマーケティングに応用した例2
次の場合、どの商品がお得に感じるでしょうか?
A: ピザ1枚 1,500 円
B: ピザ2枚 2,000 円(2枚目 500 円!)
C: ピザ3枚 4,200 円
この場合、B がなんとなくお得に感じますよね。
1枚のピザを単価 1,000 円で売りたい場合、A(単価 1,500 円)とB(単価 1,400 円)のような2つの選択肢にすることで単価 1,000 円の選択肢Bが選ばれやすくなるようにお客さんの選択を誘導することができるんです。
Webライティングのコツ5【フレーミング効果】
フレーミング効果ってなに?
フレーミング効果とは、内容が同じでも、見せ方や表現の違いによって印象が変わる心理的作用のことです。
フレーミング効果をマーケティングに応用した例
次の場合、どちらの商品の方がお得に感じるでしょうか?
A: 通常 1,250 円の「商品 A」が、今なら 20 % OFFです!
B: 通常 1,250 円の「商品 B」が、今なら 1,000 円です!
この場合、「商品 A」の方がなんとなくお得に感じますよね。
価格は、どちらも同じ 1,000 円なのにです。
このように、Webライティングで商品を売るときには、読み手がパッといくらお得になるのか分からないようにし、「なんとなくお得に感じる!」という書き方をすることがコツなんです。